大塚製薬の経口補水液「OS-1(オーエスワン)」が、味とパッケージが新しくなって、3月1日より再登場した。賞味期限も従来の9ヵ月から12ヵ月まで延び、より長く保存ができるようになっている。
ノロウイルスやインフルエンザなどが引き続き猛威をふるうなか、ストックがあると安心だ。
経口補水液とは、水分と電解質をすばやく補給できるように、ナトリウムとブドウ糖の濃度を調整した飲料のこと。
「OS-1」は、脱水状態に適した病者用食品として国から唯一認められた製品で、感染性腸炎や、感冒による下痢・嘔吐・発熱を伴う脱水状態、高齢者の経口摂取不足による脱水状態、過度の発汗による脱水状態に適している。
リニューアルでは、一部原材料と充填方法の見直しにより、幅広い年代の人に飲みやすい味を実現。賞味期限も、従来の9ヵ月から12ヵ月に延長され、より長く保存できるようになった(ゼリーは変更なし)。パッケージにはユニバーサルフォントを採用し、表示内容を見やすくしている。
商品展開は、500mLペットボトル(190円)、280mLペットボトル(133円)、ゼリー(190円)の3種類(いずれも税抜)。
従来の200mLペットボトルにかわって、新たに280mLペットボトルが登場した。
大塚製薬からは「ポカリスウェット」も販売されているが、「OS-1」のナトリウム濃度は、ポカリスウェットの約2.4倍。同社によると、日常生活における水・電解質補給にはポカリスエットが適しているが、熱中症にはOS-1がよいという。
◎大塚製薬 ニュースリリース
http://www.otsukakj.jp/pdf/pdf-14568904610.pdf