認知症を治療するための新しい薬「アデュカヌマブ」が注目されている。ケアマネジャーの間でも、この新薬に対する関心が高まっているが、その機能などを正確に知っている人は意外と少ないことが、ケアマネジメント・オンラインの調査でわかった。
「アデュカマブ」は、アメリカと日本の企業が開発した新薬。脳にたまったたんぱく質の一種・「アミロイドβ」を取り除くことで、アルツハイマー病の症状の進行を抑える効果があるとされる。米国の食品医薬品局(FDA)は既に同病の治療薬として承認しており、日本でも新薬承認のための審査が行われている。
ケアマネジメント・オンラインでは、「アデュカマブ」について、会員にアンケート調査を実施した。
その情報を知りたいかどうかを尋ねたところ、知りたい(「とても知りたい」と「少し思う」の合計)と回答したケアマネジャーは88.6%に達した。
「アデュカヌマブ」がFDAによって承認されたことを知っていたケアマネは73.6%だった。=グラフ=
■「日本でも申請中」知っていたのは約3割
ただし、「アデュカヌマブ」が日本でも申請中であることを知っているかどうか聞いたところ、知っていると答えたケアマネは30.9%だった。また、「脳内のアミロイドβプラークを減らせる」ことを知っていたケアマネは46.2%、「重症者にも効果がある」ことを認識していたケアマネは3.4%にとどまるなど、関心の高さの割には具体的な知識が普及していない現状が浮き彫りとなった。
ケアマネジメント・オンラインでは 年7 月9 日から12 日にかけてオンラインでアンケート調査を実施。682 人から有効回答を得た。
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