2021年の国内の介護市場を予測 介護福祉ロボットは追い風―富士経済

介護リハビリ介護予防自立支援などを目的とした、機器や用具・用品、サービスの国内市場は、2021年には合計1兆0,879億円に達することが、1月22日、富士経済の市場調査報告書より明らかになった。


(イメージ)

同社は、「機器・器具・システム(14品目)」、「消耗品・用具・用品(18品目)」、「サービス(5品目)」の3カテゴリー37品の市場を調査・分析。2015年は合計で8,268億円と見込まれる市場規模は、2021年には1兆0,879億円に達すると予測している。カテゴリー別では、「機器・器具・システム」が2,116億円、「消耗品・用具・用品」が3,191億円、「サービス」が5,572億円と見ている。

2015年の市場の様子を詳しく分析すると、「機器・器具・システム」市場で最も構成比が高い品目は「介護用電動ベッド」で、4割超。徘徊・転倒防止機器や服薬支援ロボットも、認知症対策で需要が増加した。介護福祉ロボットは、市場成長期に移行していると見ている。
「消耗品・用具・用品」市場では、大人用紙おむつの構成比が6割を超える。口腔保湿剤などのオーラルケア、手すりなどの起立・歩行支援品目の伸長率も高い。
「サービス」市場では、福祉用具貸与サービスの構成比が7割以上。健康管理サービス、高齢者見守りサービスなど介護保険対象外のサービスの伸びも順調のようだ。

そして同社が今後伸びる市場として注目しているのが、「介護福祉ロボット(歩行・移乗)」「高齢者向けコミュニケーションロボット」「高齢者向けシューズ」「福祉用具貸与サービス」「手すり」の5つの市場。
特に「介護福祉ロボット(歩行・移乗)」は、経済産業省や厚生労働省の後押しもあり、2021年の市場規模は155億円と、2015年の16億円から大きく進展しそうだ。
また「高齢者向けシューズ」は、重度な要介護者から一般シニアへと購入層が広がったことに伴い市場が拡大。今後もその傾向は続き、2015年は60億円と見込まれる市場規模は、2021年には87億円になると予測している。

◎富士経済 介護福祉関連機器、用具・用品、サービスの国内市場を調査
https://www.fuji-keizai.co.jp/market/16007.html

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