株式会社サイなど3社は、杏林大学医学部精神神経科学教室の協力を得て、認知症予防や進行遅延を目的としたリハビリサポートアイテム「脳活!暇つぶシート」を開発し、6月9日から販売開始した。
本商品の素材には、気泡緩衝材を採用。指先に触れると、ついつい粒をつぶそうとする人の動きを利用した。リハビリへの強い意志がなくても、無意識に指先を動かしてしまうため、継続性が期待できる。
また、シートには「脳活お題」が用意されており、つぶしながらお題を解き進むという2つの取組みを同時に行うことで、愉しみながら脳を活性することができる。
杏林大学で脳血流の測定を行ったところ、本商品の使用により、明らかな前頭葉の活性化が認められたという。
価格は、2種類のお題が載った2枚入りが454円(税抜き)、施設向けの80枚入りが9,260円(税抜き)。