4月末から5月上旬の大型連休は、今年に限り10連休になる。ただし、この期間中も「普通に仕事」をするというケアマネジャーが半数近くいることが、ケアマネジメント・オンラインの調査で分かった。
ケアマネジメント・オンラインでは2月1日から8日にかけて、会員に対しインターネット上でアンケートを実施。302人から有効回答を得た。
■長めの休み確保は2割に満たず
10連休の過ごし方を尋ねたところ、「関係ないです。普通に仕事」と答えた人が47%を占めた。次いで多かったのは「月初にかかっているので、10連休は無理ですね…」の35%。以下は「法人の方針に従い、長めに休みを確保する予定」(10%)、「10連休、しっかり頂きます」(8%)の順となった=グラフ=。
長めに休みを確保できる見通しのケアマネは2割に満たない結果となった。
■「祝日は休みではない」の声が複数
最も多かった「関係ないです。普通に仕事」と答えた人からは、「福祉の仕事についてからは、祝日は無関係となりました」「土日が休み。祝祭日関係なし」など、もともと祝日は休めないという声が複数あった。「ご利用者様は土日も祝日もありません。行政が休むので大変になるだけです」という意見を寄せたケアマネもいた。
■「緊急対応」や「休み明けの業務増」を懸念する声も
「法人の方針に従い、長めに休みを確保する予定」や「10連休、しっかり頂きます」と答えた人からは、「就業規則通り休みます」という意見があった。その一方、「原則は暦通りの休日ですが、緊急に呼び出されることは、連休には関係なく、ありますよね」や「緊急対応出来るように旅行は無理です」など、休みであっても緊急対応に配慮せざるを得ないという意見も。さらに、「楽しみ半分、連休明けの不安が半分」など、休み明けの業務の増加を懸念する声もあった。