ケアマネの利用者、4人に1人は「排尿トラブルあり」

ケアマネジャーが担当する利用者の4人に1人は、何らかの排尿トラブルを抱えていることが、ケアマネジメント・オンラインの調査で分かった。調査では、ほぼすべてのケアマネが利用者の排尿トラブルに気付いたことがあるという結果も示されており、生活の質を著しく低下させ、介護者の負担も増大するこのトラブルが、在宅の現場にまん延している実態が数字で裏付けられた。

アンケート調査は昨年12月4日から12月10日にかけてインターネット上で行われ、居宅介護支援事業所に勤務しているケアマネ498人から有効回答を得た。このうち主任ケアマネの資格を持つ人は131人だった。

担当する利用者のうち、排尿トラブルを抱えている人の数を尋ねたところ、主任ケアマネの利用者の24.1%が、ケアマネの利用者では23.6%が、トラブルを抱えていることが分かった。

■10人に1人「我慢できないほどの尿意」
具体的なトラブルの内容について複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは尿失禁(77.1%)で、以下は「夜間に何度も排尿」(67.5%)、「頻尿」(66.1%)、「尿意のみが頻繁」(24.9%)、「残尿感」(20.3%)、「尿意がない」(17.5%)、「排尿後のちょいもれ」(16.5%)などの順となった。「我慢できないほどの尿意」(過活動膀胱)も11.2%となった。

■ほぼすべてのケアマネ「トラブルに気付いたことあり」
また、利用者の排尿トラブルに気付いたことがあるかどうかを尋ねた質問では、98.4%のケアマネが「ある」と回答。

さらに、利用者のトラブルに気付いたきっかけについて、複数回答で尋ねた質問では、「訪問先の尿臭」が77.1%で最も多かった。次いで多かったのは「家族からの相談」(74.7%)で、以下は「利用者からの尿臭」(72.3%)、「おむつや尿漏れパッドが家の中にあった」(38.8%)、「連絡先からの情報」(38.4%)、「利用者からの相談」(38.2%)、「トイレに頻繁に行くのを目撃」(26.5%)、「水分摂取を控えている」(24.7%)などの順だった。

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