財団法人東京都医学研究機構は、11月26日、都民講演会「認知症に負けない〜診断と治療・予防の最新情報と認知症ケアのコツ」を開催する。
アルツハイマー病をはじめ認知症の原因となる病気の多くは、脳に異常なタンパクが蓄積して引き起こされることが明らかになってきたため、それを食い止める治療薬の開発がはじまっている。また、蓄積されるタンパクを増やさないようにするライフスタイルや、神経細胞を守るライフスタイルも明らかになりつつある。
今後は、仮に認知症になった場合でもケアの仕方で症状が大きく変わることが考えられ、今回の講演会では、認知症の診断と治療薬開発研究の最前線の紹介や、たとえ認知症になっても笑顔で生活できるにはどうしたらよいかを含めて、予防やケアについての新しい情報について解説する。
■日時:11月26日(金)14:00〜16:10(開場13:30)
■会場:東京都庁第一本庁舎5階 大会議場
■演題:
「認知症:診断と治療薬開発研究の最前線」秋山治彦氏(東京都精神医学総合研究所 認知症の病態解明と根本治療法プロジェクト プロジェクトリーダー)
「認知症を防ぐライフスタイルと認知症ケアのコツ」山口晴保氏(国立大学法人群馬大学医学部保健学科教授)
■定員:500名(事前申込制・抽選) 入場無料
■申込方法:往復はがきに郵便番号・住所・氏名・電話番号・人数(2人まで)を記入のうえ「都民講演会参加希望」と明記し、下記宛て申込む。返信用はがき表面にも郵便番号・住所・氏名を必ず記入のこと。
■申込締切:10月26日(火)消印有効
■申込先:〒156-0057 東京都世田谷区上北沢2-1-6
財団法人東京都医学研究機構 本部事務局 企画係
■問い合わせ:(財)東京都医学研究機構本部事務局
TEL 03-5316-3107