公益社団法人認知症の人と家族の会は、9月21日の「世界アルツハイマーデー」を記念し、講演会や啓発活動を行う。
「世界アルツハイマーデー」は、国際アルツハイマー病協会(ADI)が認知症への理解をすすめ、本人や家族への施策の充実を目的に1994年に制定。昨年からは9月を「世界アルツハイマー月間」とし、世界各国で啓発活動を行っている。
認知症の人と家族の会では、例年に引き続き、全国各地で啓発活動・講演を実施。9月21日夜は、JR京都駅前の京都タワーを認知症支援のシンボルカラーのオレンジ色にライトアップし、認知症への理解を訴える。
講演会は本部主催の他、全国の支部でも9・10月に行われる。
本部主催の「記念講演会in京都」「記念講演会in東京」のスケジュールは以下の通り。
【記念講演会in京都】
■テーマ:462万人時代・これからの認知症ケア
認知症高齢者462万人、軽度認知障害者400万人といわれる時代の認知症ケアを考える。
■日時:9月28日(土)13:00~16時30分(12時30分開場)
■場所:龍谷大学アバンティ響都ホール(京都市南区東九条西山王町31 アバンティ9階)
JR京都駅八条口地下通路を南へ
■内容:
講演「“もの忘れ”再考~生活障害からみた本人支援・家族支援~」
講 師:谷向 知氏(愛媛大学大学院医学系研究科精神神経科学準教授)
シンポジウム「認知症カフェ、デイサービス、つどいその効果と限界、そして連携のために」
出 演:
鈴木 和代氏 課題提示(認知症カフェ調査責任者、「家族の会」理事)
瓦葺 美和氏 認知症カフェ(カフェdeおれんじサロン)
橋本 光仁氏 デイサービス(デイサービスセンターくりくま)
徳廣三木子 つどい(「家族の会」京都府支部副代表)
森 俊夫氏 医師(府立洛南病院・認知症疾患医療センター)
進行:髙見国生 (「家族の会」代表理事)
■参加費:1,000円(税込 会員500円)
■定員:350名
■申し込み
認知症の人と家族の会HPの<世界アルツハイマーデー記念講演会2013専用ページより申込む
締め切り:9月17日(火) 定員になり次第締め切り
■主催:公益社団法人認知症の人と家族の会
〒602-8143 京都市上京区堀川通丸太町下る 京都社会福祉会館2階
Eメール office@alzheimer.or.jp TEL075-811-8195 FAX075-811-8188
【記念講演会in東京】
■テーマ:認知症ケアの倫理~「本人が決めること」と「家族が決めること」について考えみよう
■日時:9月29日(日)13:00~15:30(12:30開場)
■場所:新宿区立四谷区民ホール(新宿区内藤町87番地)
東京メトロ・丸の内線「新宿御苑駅」徒歩5分
■講師:箕岡真子氏(東京大学大学院医学系研究科医療倫理学分野客員研究員、内科医師)
■料金:無料
■定員:450名(申込不要、 当日直接会場へ)
■問い合わせ:認知症の人と家族の会東京都支部事務所
火・金 10:00~15:00
TEL/FAX 03-5367-8853
◎認知症の人と家族の会
http://www.alzheimer.or.jp/