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＜アンケート＞民間介護保険に対する意識調査結果を発表

朝日生命保険相互会社は、8月15日、「民間介護保険に対する意識」についてのアンケート調査の結果を発表した。

生命保険文化センターの調査によると、「民間介護保険（特約）」の加入率は14.2％で高くはないが、平成22年度の税制改正で「介護医療保険料控除」が創設されるなど、今後加入率の向上が予想されている。

同調査では、現在介護サービスを利用している人とサービスを提供するケアマネジャーを対象に行なわれ、「民間介護保険（特約）」の認知度や期待感について質問。回答結果は、公的介護保険を補完するものとして注目を集める民間介護保険について考えるきっかけにもなりそうだ。

【調査の概要】
■調査期間：2013年3月～6月

■調査対象者：全国の28歳～73歳の男女1,043名
介護サービス利用者：512名、介護サービス提供者（ケアマネジャー）：531名

■調査の方法：株式会社インターネットインフィニティー運営の「ケアマネジメント・オンライン」を用いたＷebアンケートならびにマクロミルを用いたＷeb調査

調査の結果は以下の通り。

■介護サービス利用者で「民間介護保険（特約）」を知っているのは3割未満
「民間介護保険（特約）」を知っているかどうかを介護サービス利用者と提供者に訊ねたところ、利用者の認知度は27.9％、提供者の認知度は64.7％で、日々介護に関わる提供者であっても認知度は6割強にとどまった。

■「民間介護保険（特約）」加入者は、8割が保険の内容に満足感
介護サービス利用者で「民間介護保険（特約）」へ加入している82人に、加入のきっかけについて訊ねたところ、1位は 「自身の介護が必要になることへの不安から」で56.1％、2位は 「家族や親族の介護を経験したから」と「保険会社の人に勧められたから」がそれぞれ13.4％だった。

また、加入者にその保険商品の満足度について訊ねたところ、「加入しておいてとても良かった」47.6％、「加入しておいて良かった」が34.1％で、あわせて8割強が加入内容に満足していることがわかった。

■上乗せサービスの費用にも民間介護保険を活用
民間介護保険に期待する保障内容についての質問では、介護サービス利用者は「公的介護保険の自己負担分をまかなう」が42.0％、ついで「公的介護保険の自己負担分に加え、上乗せサービスの費用もまかなう」が33.2％だった。一方、介護サービス提供者の回答は「公的介護保険の自己負担分に加え、上乗せサービスの費用もまかなう」が63.8％、「公的介護保険の自己負担分をまかなう」が40.3％で、介護関連サービスの内容や費用に詳しいサービス提供者は、上乗せサービスの活用を通じた金銭的負担に対しても民間介護保険（特約）のサポートに期待をしていることがわかった。

また、民間介護保険の加入や紹介に際し、魅力を感じる付帯サービスについて訊ねたところ、利用者の回答は、「宅配サービス（食事・介護用品など）」が1位で36.9％、提供者の回答は、「見守りサービス（安否確認・緊急通報）」が1位で32.4％だった。

◎朝日生命保険相互会社
http://www.asahi-life.co.jp/