ケアマネの4割、利用者の飲み過ぎで「怖い思い・嫌な思い」

笑い上戸か泣き上戸か、あるいは憂さ晴らしのやけ酒か―。酒との向き合い方は、まさに百人百様だ。だが、どんな人にも変わらない「真実」もある。それは飲み過ぎが、身も心も人間関係すらもダメにするということ。その「真実」は要介護高齢者にとっても変わらない。ケアマネジメント・オンラインの調査では、飲み過ぎた利用者と接した際、怖い思いや嫌な思いをしたというケアマネジャーが約4割いることが分かった。

ケアマネジメント・オンラインでは今年4月、全国のケアマネジャーを対象に、利用者の飲酒問題に関する意識などについてのアンケート調査を実施。801人から有効回答を得た。

「飲酒に問題がある利用者」を担当したことがあるかどうかを尋ねた質問では、68.0%が「ある」と回答。「ない」(32.0%)の倍以上となった。

「飲酒に問題がある利用者」を担当している人に、利用者の酒の飲み過ぎで嫌な思いや怖い思いをしたことがあるかどうかを尋ねた質問では、43%が「ある」と回答。また、そうした人を担当することに精神的な負担を感じるかどうかを尋ねたところ、67%が「感じる」(「とても感じる」と「少し感じる」の合計)と答えた。

また、「飲酒に問題ある利用者」を担当することによる業務上の支障について複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「服薬してくれない」(39.4%)。以下は「介護従事者がサービス提供を嫌がる」(33.6%)、「家族の協力が得られない」(28.8%)、「施設からの利用を断られる」(27.0%)などの順となった。「支障はない」と答えた人は16.5%にとどまった。=グラフ=。


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