1日、消費税率が10%に引き上げられました。その直前の週末や9月30日は、どの量販店もスーパーマーケットも、「少しでも安く」という思いから来店した客でごった返していました。ケアマネジャーの中にも「駆け込み購入」した方が少なくなかったようです。ケアマネジメント・オンラインの調査では、ケアマネの4人に1人は、消費税率の引き上げ前に日用品や業務用品などをまとめ買いしていたことが分かりました。
ケアマネジメント・オンラインでは9月19日から30日にかけて、会員にアンケート調査を実施。579人から有効回答を得ました。
■6割超は「駆け込み購入はしない」
「増税にあたり、いつもより多めに物品を購入したり、普段は買わないものを購入したりするなどの『駆け込み購入』はしますか。あるいは、する予定はありますか」との質問に対しては、24.4%が「する」と回答。一方、「しない」は、その倍以上の63.9%でした。「わからない」は11.7%でした=グラフ=。
■目立った紙類や洗剤、文房具のまとめ買い
「する」と答えた方に、購入する商品の種類について複数回答で尋ねたところ、「自分や家族のための日用品」が73.0%で最多に。「仕事に必要な事務用品や機器類」(45.4%)を大きく上回りました。「身の回りの嗜好品」は43.1%、「その他」は9.2%でした。
このうち日用品に関しては、トイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤などをまとめ買いしたという人が目立ちました。「浄水器カートリッジや台所用品など、ある程度の価格がして、今後の値下げなどはないだろうと思われるような品物」を購入したという人もいました。
■車や複合機を買った例も
仕事に必要な事務用品をまとめ買いした人からは、ボールペンやコピー用紙などを買ったという声が多く寄せられました。パソコンや複合機を購入した人もいました。「身の回りの嗜好品」では、車を買ったという声が複数寄せられました。