利用票の利用者確認、トップは印鑑―サインとの“二重確認”も

サービス利用票での利用者確認の際、半数近くのケアマネジャーは押印を求めていることが、ケアマネジメント・オンラインが行ったアンケート調査で分かった。中には、印鑑とサインを両方もらっているケアマネもいた。サインのみを依頼しているケアマネは1割に満たなかった。

調査は20~26日にインターネット上で行われ、会員のケアマネ143人から回答を得た。サービス利用票での利用者確認の方法を尋ねたところ、「印鑑を押してもらう」が48%で最も多く、以下は「状況によって、印鑑になったりサインになったり、ケースバイケースで対応している」(40%)、「サインをもらう」(9%)、「その他」(3%)と続いた=グラフ=。「その他」の回答者からは、印鑑とサインを両方もらっているとのコメントが多く寄せられた。



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■本人確認にも “ローカルルール”

自由記載では、「指導で印鑑と日付を取るように言われている」(静岡、50代男性)、「指導でサインで良いと言われたため。印鑑の取り扱いは恐ろしいので、サインのみにしています」(北海道、40代男性)、「私の住んでいる市町村では、本人確認ができればどちらでも良いと指導されています」(鹿児島、40代男性)、「包括支援センターに提出する利用票は印鑑以外は不可とされているから」(秋田、50代女性)など、いわゆる“ローカルルール”の違いも浮き彫りになった。

また、印鑑と回答したケアマネからは、「あまり深く考えず、押印を以前からお願いしていた」(北海道、40代男性)、「前任者から印鑑を押してもらうものと教わったので、印鑑以外の考えがありませんでした」(岩手、50代男性)など、押印が慣例化しているとする声が上がったほか、「利用票の小さい箱の欄は、そもそも印鑑のサイズでは?」(同、40代女性)とのコメントもあった。

このほか、印鑑とサインを使い分けているケアマネからは、「認知症の方の場合、紛失している、押印することに不信感などがあり、その時々で対応」(大阪、50代女性)、「認知症の人は印鑑を探すのに時間がかかり、サインをいただくことが多い」(埼玉、50代女性)などの意見も出た。

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