プラン点検にAI、神奈川県が試行事業―ケアマネ100人が参加

神奈川県は、市町村のケアプラン点検にAI(人工知能)を活用できないかどうかを検証する試行事業を始めた。秦野市内にある居宅介護支援事業所のケアマネジャー約100人に協力を依頼し、AIを実際に活用してもらうことで、自立支援の観点からケアマネに気づきを促す。県では年内にも、事業者を対象にした報告会を開く方針。

事業には、「シーディーアイ」(東京都中央区)が開発した「CDI Platform MAIA(マイア)」が使用される。

マイアは、認定調査で聞き取りする74項目などの情報を基に、過去のデータから最も似ている利用者を探しだす。そして、ADL日常生活動作)やIADL手段的日常生活動作)が改善する確率が最も高いサービスの組み合わせを3つ提案した上で、それぞれの改善予測も示す。

事業に参加するケアマネは、月内にデータの入力作業を終え、来月以降、AIの提案と自身のケアプランを比較しながら、サービスの内容について点検する=図=。県では、経験などで異なるケアマネの技術の差をAIで補い、利用者にとってより良いケアプランの提供につなげたいとしている。


厚労省の資料より抜粋
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今回の事業は、介護現場の業務改善などにつなげるため、厚生労働省が今年度に行っているパイロット事業(試行事業)の一つに選ばれている。事業の結果を踏まえ、同省では来年度以降、先進事例を全国に普及させる方針を示しており、県の事業の行方に注目が集まる。

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