訪問介護 要支援・要介護

訪問介護事業所のヘルパーが、自宅を訪問し、食事・排泄・入浴などの身体介護や、洗濯・掃除・食事の支度などの生活援助を行います。
ヘルパーが行うのは、日常生活を送るうえで必要不可欠な家事などで、本人がひとりではできない部分を支援することがサービスの目的です。
また、医療的行為は基本的にできませんが、一部の行為は、条件(研修を受けたヘルパーや事業所が特定行為<医療行為>の許可を受けている場合)によって可能です。

要支援1・2の方の訪問介護は、2015年4月に総合事業に移行し、市区町村独自の基準でサービスが行われています。料金やサービス内容は地域によって異なるので、自治体のホームページなどで確認してください。

ヘルパーにしてもらえること・してもらえないこと

【してもらえること(例)】

  • 本人の食事をつくってもらう
  • 本人が使用する範囲の掃除、本人の衣類の洗濯
  • 買い物や通院の付き添い、支払い代行
  • 入浴介助や清拭
  • トイレ誘導や排泄介助、おむつ交換
  • 服薬の見守り、体位変換、水分補給、体温測定・血圧測定
  • 30分単位の自宅訪問の所定の安否確認

※ただし食事や掃除などの生活支援は、家族の同居状況によっては応じてもらえない場合があります。

【してもらえないこと(例)】

  • 家族の食事や本人の夜食の支度
  • 冠婚葬祭、旅行などの付き添い、医者に病状を説明したり説明を受けること
  • 家具の移動、庭の草むしり、窓ふき、靴磨き、クリーニングの持ち込み・受け取り
  • 胃ろうチューブやカテーテルの洗浄、口を開けさせて薬を飲むのを手伝う、指圧やマッサージ、インスリン注射確認
  • たんの吸引、経管栄養(胃ろう・腸ろう・経鼻経管栄養)は条件により可
  • 話し相手、宅急便や郵便物の受け取り、来客や電話の対応

費用のめやす:自己負担額(1~3割負担)

1回200円(生活援助中心 20~45分未満)
※要介護2、自己負担額1割の場合の目安

訪問入浴介護 要支援・要介護

看護師と介護職員が自宅を訪問し、居室に簡易浴槽を持ち込んで健康チェックと入浴の介助を行います。寝たきりの方や、浴室が使えないなどの状況でも自宅で入浴することができます。

費用のめやす:自己負担額(1~3割負担)

1回1,300円(全身浴)
要介護1~5、自己負担額1割の場合の目安

訪問看護 要支援・要介護

かかりつけ医の指示のもと、訪問看護ステーションや病院・診療所から、保健師や看護師、准看護師が自宅を訪問し、病状のチェックや入浴・食事・排泄の世話、褥そう(床ずれ)の処置などの医療行為を行います。

費用のめやす:自己負担額(1~3割負担)

1回500円(30分未満)
※要介護2、自己負担額1割の場合の目安

訪問リハビリテーション 要支援・要介護

退院後など高齢者の病状が安定し、医師がリハビリの必要性を認めた場合、リハビリの専門家(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など)が自宅を訪問して、心身機能の維持回復を図るための機能訓練や介助方法の指導を行います。

費用のめやす:自己負担額(1~3割負担)

1回350円
※要介護2、自己負担額1割の場合の目安

居宅療養管理指導 要支援・要介護

通院が困難な方に対し、医師、歯科医師、薬剤師、歯科衛生士、管理栄養士が自宅を訪問し、口腔ケアや服薬管理、栄養指導、病人食の管理等や指導を行います。ただし利用回数には制限があります。

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