厚生労働省は26日、介護保険最新情報vol.687を各自治体の介護保険担当課や介護保険関係団体に向けて発出した。介護保険制度で「第2号被保険者」と位置付けられる40歳から64歳までの医療保険加入者に向け、介護保険制度の内容を改めて周知することを求めた内容。
厚労省では、既にある第2号被保険者に向けたリーフレットの一部を修正。現役並みの所得がある人の利用者負担が3割になったことや、介護保険サービスの利用者が約632万人に達したことなどの情報を加えた。
厚労省では、その内容について、特定疾病が原因で認定を受けた場合に介護保険サービスを受けることができる立場にあり、自らの親が介護状況になる可能性が高まる世代でもある第2号被保険者に特に周知するよう、自治体などに求めている。