東京大学政策ビジョン研究センターが主催する「平成25年度市民後見人養成講座」の募集がスタートした。
認知症などで判断力が衰えた高齢者や障害者の権利を守るため、一般市民が財産管理や生活支援を行なう「市民後見人」。
講座は、市民後見人とその候補者の養成を目的としたもので、成年後見制度利用申立ての実務、認知症高齢者の見守りや財産管理、身上監護などの知識と技術を座学と体験活動によって身に付ける。また、NPO法人などの立上げや運営方法、地域の自治体や病院、銀行、家族会などのネットワークづくりについても学ぶ。
■日時:(全14回)
平成25年 10月12日(土)13日(日)14日(月)26日(土)27日(日)、11月 23日(土)24日(日)、 12月 14日(土)15日(日)
平成26年 1月 25日(土)26日(日)、3月 21日(金)22日(土)23日(日)
■会場:東京大学 本郷キャンパス 法文1号館25番教室
■定員:400名(定員に達し次第締切り)
■受講料:7万5,000円
■プログラムの概要:
・成年後見制度の仕組み、
・後見人の仕事(事例検討)
・判断能力が不十分な方との交流
・後見人への同行研修
・市民後見NPO法人の立ち上げ
■応募資格:
・後見人として活動する意欲がある
・後見NPO法人などを立ち上げ、運営する意欲がある
・履修証明書の取得のみを目的としない
・過去に後見人などを解任されたことがない
・18歳以上で、高卒と同等以上の学力を有する
■申込方法:受講申込フォームから申込む(審査の結果、受講が決定)
■問合せ:問い合わせフォームにて受け付け
◎市民後見研究実証プロジェクト
http://www.shimin-kouken.jp/