疑似体験で分かった、介護される側の本当の気持ち!『誰も気づかなかった介護の真実』

講談社は、介護職員が利用者の疑似体験を実践しまとめた『誰も気づかなかった介護の真実 疑似体験から聞こえてきた心の声』を2月20日、発行した。

介護老人保健施設「プロスペクトガーデンひたちなか」では、利用者の立場に立った介護を提供するために、職員は利用者疑似体験を実施している。この本では、「82歳、要介護4、右半身麻痺、ほぼ寝たきり」の利用者という設定で、職員が素足の車椅子体験、顔面テーピングで嚥下障害、オムツ体験、ソフト食など、<8時間>疑似体験でわかった、介護される側の気持ちがつづられている。

介護する側の苦労はわかっても、介護される側のほんとうの辛さや心情をくみ取ることはなかなか難しいもの。 介護老人保健施設“プロスペクトガーデンひたちなか”での7年間の試行錯誤、創意と工夫が込められた、介護に従事するすべての人への応援歌である。

■目次:
はじめに 全職員・フルタイム(8時間)利用者疑似体験プログラム導入のきっかけ
第1章 新鮮な発見「疑似体験って何?」
第2章 私自身の疑似体験「かけ替えのない宝物」
第3章 心の声が聞こえた「我々が疑似体験後から得たもの」
第4章 「プロスペクトガーデンひたちなか」は不平等社会
第5章 リハビリ介護へのちょっとしたアドバイス
終わりの言葉に代えて

■書名:『誰も気づかなかった介護の真実 疑似体験から聞こえてきた心の声』

■編者:医療法人森田記念会 介護老人保健施設プロスペクトガーデンひたちなか

■定価: 1,680円(税込)

■仕様:四六判/191ページ

■発行:講談社

◎講談社

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