厚生労働省は4日、福島第一原子力発電所の事故の被災者を支援するための措置を延長することを、介護保険最新情報として自治体や関係団体に連絡した。
政府は福島第一原子力発電所の事故に伴い設定された「帰還困難区域」や「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」の65歳以上の人について、介護保険サービスを使った時の負担を免除したり、介護保険料の納付を減免したりするなどの支援を継続してきた。
今回の最新情報には、そうした支援を2020年2月29日まで延長することなどが盛り込まれている。
◎【介護保険最新情報vol.696】東日本大震災により被災した被保険者の利用者負担等の減免措置に対する財政支援の延長等について