人生の最終段階に向け、患者やその家族らが、医療・ケアチームと治療やケアの方針について日頃から話し合っておく「アドバンス・ケア・プランニング」(ACP)を広く知ってもらうと、厚生労働省は来月15日まで、公認するACPの愛称「人生会議」のロゴマークを募集している。
同省は昨年8~9月、ACPの愛称を公募し、1千件を超える応募の中から、聖隷浜松病院(浜松市)の看護師、須藤麻友さんが考案した「人生会議」が選ばれた。同省は、「いいみとり、みとられ」の語呂合わせから、11月30日を「人生会議の日」と定め、国民に広く周知するとしていた。
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今回の募集はその一環で、ロゴマークは、「人生会議」をPRするためのポスターやリーフレットなどで使用される予定。募集内容の詳細は同省のホームページ。