介護従事者の労働組合「日本介護クラフトユニオン」(NCCU)は、今月11日の介護の日にあわせて募集した「介護あるある川柳」の入賞作品を発表した。最優秀賞には、「歩けない 見てない時は 歩いてる」が選ばれた。
川柳は8月27日から10月5日に電子メールとファクス、郵送で募集。介護を受ける人やその家族、介護従事者から362作品の応募があった。その後、組合員の代表による投票で、最優秀賞と優秀賞3作品、佳作6作品が選ばれた。
優秀賞と佳作は次の通り
【優秀賞】
化粧して 介護士待つ母 まだ女
「昔はね」100回聞いても 1回目
近所中 探してきたら 家にいた
【佳作】
ヘルパーは 女優であれと 教えられ
変われども 時折もどる 親の顔
オンとオフ 境目なしの 介護職
おふろイヤ 入浴後には おふろ好き
まだ負けぬ デイでとりあう 女王の座
食さない なのに寿司なら 食す祖母