父親の介護に抵抗を感じている女性が全体の8割を超え、母親の介護に抵抗があると回答した男性を大きく上回ったことが、17日の敬老の日を前に、東京都内にある医療法人が行ったアンケート調査で分かった。親に介護が必要になった場合、「介護施設に入所してもらう」と答えた人が最も多く、こちらも女性の回答が男性よりも多かった。
調査は今年7月、全国20カ所で美容クリニックを経営する医療法人社団風林会(東京都新宿区)が、30-50歳代の男女332人を対象にインターネット上で行った。
自身の老後に不安を感じるかどうか尋ねたところ、「不安を感じる」と回答した人が全体の84.9%に上り、50歳代では91.0%を占めた。また、何に不安を感じるかを複数回答で聞くと、トップは「自身が介護されること」(66.0%)で、自身が介護を受けることになった際、介護されたい人は「介護士」(41.6%)が最も多かった。
性別が異なる親の介護に抵抗があるかどうか尋ねた質問では、「抵抗はある」と答えた人が72.9%を占め、これを男女別で見ると、女性(83.7%)が男性(62.0%)を大きく上回った。親に介護が必要になった場合、どのように介護すると思うかを聞いたところ(複数回答)、トップは「介護施設に入所してもらう」(47.3%)で、こちらも女性の回答(49.4%)が男性(45.2%)よりも多かった。
さらに、介護をする際に最も不安に感じることを複数回答で尋ねたところ、「排泄の介助」が63.0%と最多で、次いで「経済的な負担」(57.5%)、「入浴の介助や清拭」(43.7%)などと続いた。