株式会社タニタは、体組成などの身体情報をインターネットを介して蓄積・転送する新しい健康管理プラットフォームサービス「ヘルスプラネット」の提供を10月4日より開始した。
健康やメタボ予防、介護予防などへの意識の高まりを背景に、体重や体脂肪率などの身体情報をブログサイトやミクシーなどのSNSで公開する人が増えている。自らの身体情報を公開し、閲覧者がコメントをつけるなど気軽に情報交換も行えることが、ダイエットなどのモチベーションの向上につながっている。
「ヘルスプラネット」のサービスを利用すると、通信機能を備えた体組成計などの健康計測機器で計測した身体情報を、タニタが運営している会員制の健康管理サービス「からだカルテ」はもちろん、他のダイエットやブログサイト、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などと簡単に連携させることが可能となる。
利用料金は無料(登録制)で、運営は株式会社タニタヘルスリンクが担当。さまざまなメディアに柔軟に対応できる健康管理プラットフォームサービスを投入することで、インターネットを活用した多様な健康管理サービスが実現することになり、利用者層の拡大が期待できる。
だれもが簡単に「健康をはかり、記録する」ためのエントリーツールは、デイサービスや介護予防などの現場でも積極的に取り入れていきたいシステムだ。
■関連記事
・筋肉量や推定骨量、ペットの体重も測れる体組成計発売――タニタ
・タニタ、電極使わず眠りの質を計量化できる装置を発売