メディカ出版は、レビー小体型認知症への理解を深めるために『レビー小体型認知症の介護がわかるガイドブック 〜こうすればうまくいく、幻視・パーキンソン症状・生活障害のケア〜』を発行した。
レビー小体型認知症は、「幻視」「パーキンソン症状」「レム睡眠行動障害」「認知の変動」「抑うつ」「自律神経症状」「薬に対する過敏性」などが特徴的にみられるため、介護や対応は容易ではない。しかも、過日のNHK「クローズアップ現代」でも「誤診される認知症」の筆頭として取り上げられるなど、医師や介護職、家族の間でも、まだまだ十分理解されていないのが現状だ。
レビー小体型認知症は世界に先がけ日本で報告された病気で、同書はその発見者である小阪憲司先生が執筆した。症状別に、介護の具体的方法、対応の実際、生活の工夫などについて、わかりやすく解説している。家族、介護職、看護師、ケアマネ、医師の方たちにおすすめのガイドブックになっている。
■タイトル:『レビー小体型認知症の介護がわかるガイドブック 〜こうすればうまくいく、幻視・パーキンソン症状・生活障害のケア〜』
■著者:小阪憲司先生(横浜ほうゆう病院院長)+羽田野政治先生(横浜福祉研究所所長)
■編者:レビー小体型認知症家族を支える会
■体裁:A5判・104ページ・2色刷り
■定価:1,400円(税別)
■発行:メディカ出版
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