ベッドやその周辺機器などを製造販売するプラッツ(福岡県大野城市)は12月から、新型の介護施設用電動ベッド「アーデル」の販売を開始すると発表した。
新開発の背上げ機能を搭載したアーデル(プラッツ提供)
アーデルの最大の特長は、同社が新開発した「ハイバックサポート」と呼ばれる背上げ機能。上半身と下半身のフレームがそれぞれ二つに分かれ、角度を電動で細かく調節できる。
上半身のフレームでは、頸部の角度を調節することで、嚥下しやすい姿勢をつくることが可能だ。また下半身のフレームは、膝関節と同じ位置で折り曲げることができるため、背中やお尻への圧力を減らし、床ずれの発生リスクを減らすことできるという。
さらに、ベッドの上部と下部の左右に計6カ所のロックペダルが付き、狭い場所でも操作が簡単にできるので、ベッドを移動する際のスタッフの負担軽減にもつながる。
狭い場所でも操作が簡単にできるペダル(プラッツ提供)
価格は1台34万円から。詳しくは、同社のホームページ。