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「高齢者が活躍する就業モデル」を選定―東京都

東京都では26日、「高齢者職域開拓モデル事業」の今年度の支援対象を選定した。同事業は働く意欲のある高齢者がいきいきと活躍できる就業の場を拡大することを目的として、（公財）東京しごと財団と連携し実施している。

選定した就業モデルおよび法人は「株式会社さくら事務所」。
マンション管理組合向け「顧問契約サービス」の展開しており、マンション管理士の資格を持つ高齢者を雇用し、マンション管理組合に対して長期的なアドバイスを行う顧問として活躍できる場を用意する。また、資格を活用できていない高齢者に対し、業界知識に精通した職員が実践的な知識・ノウハウ等を提供し、見識高い顧問として養成していく。

都としては、不動産コンサルティング知識が豊富な企業による高齢者のセカンドキャリア支援や、高齢者の希望に応じた勤務日数設定、既存顧客への営業による安定的な業務の確保を支援していく予定だ。

また、今後も、高齢者が活躍する就業モデルの立ち上げを支援するとともに、取り組みを紹介していく。

■対象企業等
都内の事業所において、以下の条件で就業モデルを実施する法人等
■就業モデル
60歳以上の高齢者を新たに3人以上雇用する創業及び新規拡充事業で、事業全体で高齢者の占める割合が5割以上のもの
■助成内容
300万円を上限に必要な経費を助成

◎東京都　「高齢者が活躍する就業モデル」を選定しました！
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/01/26/06.html