長生きに希望持てない日本人――健康に関する国際比較調査

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、9月8日、「日本人の健康および精神的充足度に関する報告書2010」(以下、「フィリップス インデックス ジャパン2010」)を発表した。

この報告書は全国47都道府県の18〜79歳の男女計1,000名にインターネット調査を行った結果をまとめたもので、それによると、日本人は他の国と比較して、現在の健康および精神的充足度に対して満足度が低く、長生きについても希望を持っていないことが明らかとなった。

個別の質問では、「あなたは総合的にみて自分の健康および精神的充足度をどう思いますか?」という質問に、「とても良い」「良い」と答えた方の割合が、既に調査を終えている世界9カ国(日本、米国、ドイツ、ブラジル、中国、スペイン、オーストラリア、オランダ、ベルギー)の平均が約61%であったのに対して、日本では約38%という低い結果となった。

また、健康および精神的充足度をより詳細に評価するために、仕事や収入、ストレスなど17項目を設定し、各々が健康および精神的充足度に与える影響度と満足度を掛け合わせた数値の平均値を算出したところ、9カ国の平均約54に対して、日本の数値は半分の約27となり、細かくみても日本人の充足度が低い可能性が見て取れる。

さらに、自分の体調が心配なときの最初の情報入手先として、トップは「インターネット検索(47.9%)」で、2位が「医師(22.2%)」、3位が「家族や友人(20.7%)」となり、まず自分で調べてから病院を受診するという日本人の傾向も明らかとなった。

「あなたは何歳まで生きると思いますか?」という質問に対して最も多かった回答は、「71歳から80歳(36.3%)」となり、「91歳以上」は3.9%にとどまった。さらに、「あなたの寿命は両親よりも長いと思いますか?」という質問についても、「両親よりも長い(16.3%)」と答えた人が、「両親と同じくらい(43.0%)」「両親よりも短い(24.7%)」と回答した人を下回り、日本人は世界一の長寿(男女平均寿命83歳:世界193カ国中1位、男性79歳:同4位、女性86歳:同1位)であるにも関わらず、自らの長生きについて希望を持っていないことが示唆された。

同調査では、超高齢社会を迎えた日本人の意識を捉えるために、日本独自で終末期や老後についての調査も実施しており、「あなたは、病院・施設と自宅、どちらで最期を迎えたいと思いますか?」という質問に対して、「自宅」で迎えたいが62.9%、「病院・施設」は37.1%と、自宅派が病院・施設派を圧倒的に上回った。

一方で年齢が高くなるにつれて「病院・施設」と答える割合が増えており、自宅で最期を迎えたいと思いながらも現実的には難しい日本の現状が浮き彫りになった。
また、「あなたは、安心して老後を迎えるために、社会としてどのような仕組みが必要だと思いますか?」の問いには、「年金や医療保健など社会保障の充実(76.0%)」、「医療サービスの充実(62.6%)」、「介護サービスの充実(54.0%)」に続き、「在宅での健康管理支援サービス」も48.1%の人が必要だと答えており、ホームヘルスケアの重要性が示唆される結果となった。

◎株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン

「日本人の健康および精神的充足度に関する報告書2010」

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