
話題になって久しい「認知症」。
健康食品の推奨や、早期診断早期治療の推奨が言われています。
たくさんの方と関わらせていただいて、認知症は「廃用症候群」であると
つくづく感じています。
つまり、50肩などと同じということです。
使わないことで、ガタがくる。。。
一日中家にいる。テレビを見ている。することがない・・・。
このような状況では、覚えている必要がなくなってしまいます。
「いきがい」「やりがい」という言葉が言われ始めて長くなりますが、平成29年度から本格的に地域づくりが「予防」に位置付けられます。
もちろん経済的な理由や背景もありますが、お住まいになる方一人一人が素敵にその人らしく生活するために、今までの「体が動くように!」というリハビリから「生活を楽しめるように!」というリハビリへの転換はとても素晴らしいことです。
「体が動けばいい。」「記憶力があればいい。」
一番大事なものはなんでしょう?ご本人やご家族の方が笑顔でいられるとき、そこにあるものは「記憶」や、「体の動き」ではなく、コミュニケーションです。
やり取りの難しさがあるのはもちろんですし、嫌な気持ちになることもあるかもしれません。でも、ないよりずっとマシなのがコミュニケーションです^^




