薬と健康食品の併用は要注意! 医師に必ず相談を

 栄養バランスの維持やダイエット、美容、老化防止などの効果を期待して、健康食品を摂っている方は多いですが、「特定保健用食品(トクホ)」「栄養補助食品」「サプリメント」「機能性食品」などたくさんの名称があるため、何が何やらわかりませんよね。
 整理すると、健康食品は大きく「国が特定の機能の表示などを許可したもの」と「そうでないもの」に分類され、特定保健用食品と栄養機能食品が前者に該当。後者には前者以外のすべての健康食品が該当します。

 健康食品に対して、私たちは「食品だから安心」「医薬品と違って副作用もない」と思い込みがちですが、中には安全性が十分に検証されていない成分もあります。
 自然物で作られていたとしても安全とは限らないこともあるのです。また、錠剤やカプセル、粉末など凝縮したものを摂取すると、通常の食品から摂る量をはるかに超えてしまうことも。過剰摂取が体にとってデメリットになる。そんな安全性の問題もあります。

 いちばん注意したいのは医薬品と併用する場合です。
 同時に服用すると、医薬品の作用を強めたり、逆に弱めてしまうことも。ときには重篤な相互作用を起こすこともあります。
特に高齢者は何種類も薬を服用している人が多いので、健康食品の摂取には十分気をつけたいもの。また、何か体に不調を感じて受診するときは、必ず医師に服用している健康食品について伝えるようにしましょう。

 ところで、近年アンチエイジング志向が高まり、コラーゲン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などを含む商品が人気ですよね。
 でも、これらの効果については今のところ不明だとか。毎朝せっせとコラーゲンを摂っている私は、今後どうすればいいのでしょう。効果を疑いきっぱりやめる?これはできそうにありません。健康食品って摂り始めたらやめられないんですよねぇ。
 

M・F
介護相談員。 介護分野での執筆活動にも注力しています。 臨床美術という分野で、ご高齢者の心と体にアプローチしています。 みなさんの心に少しでもよりそい、お力になれればと思います。
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