
85歳の父の歩行困難を引き起こしているのは正常圧水頭症が原因かも?とのことで、MRI検査を行いました。
画像を見ながら述べた先生の見解は、下記の通り。
「正常圧水頭症ですね。全体的に脳の委縮が見られますが(じぇじぇ?そうなの!?)、側頭葉の委縮に比べて前頭葉は委縮が無いように見えます。これは水が溜まって圧されているからであり、水頭症である証拠です。(なるほど・・・。)」
「ですが、歩行困難の原因はこれとは限定できません。また、原因であったとしても、リスクを考えて手術をするかどうかはよく考えていただきたいところです。」
結局、手術するかどうかは後で考えることにして、歩行困難の原因が水頭症なのかどうかのテストを行うことにしました。
TAPテストといい、脊髄から髄液を少し抜き出し、歩行状態が変わるかどうかを見るものです。
まず髄液を抜き取る前に、リハビリセンターで歩行状態のビデオを撮ります。その後、認知症のテスト(MMSE)も行いました。脳の委縮があった割には、満点ではなかったですが正確に回答できていて少しホッとしました。
その後麻酔を打って髄液を抜き出しました。だいたい30ccくらいでしょうか。痛々しい父の姿・・・。
抜いた後は30分安静にし、めまいや頭痛をおこすこともあるので注意をと指示を受けて帰宅の準備。
1週間後に再度歩行と認知症のテストを受けて変化をみます。
続きは次回に!




