4月の介護報酬改定にあわせ、予防ケアプランに導入される「委託連携加算」の単位数や要件の概略などが18日、示された。単位数は、利用者1人につき300単位/月で、算定するのは地域包括支援センター。居宅介護支援事業所に委託する初回に限り、算定できる。
「委託連携加算」は、予防ケアプランの居宅介護支援事業所への委託を促進する目的で創設された。
地域包括支援センターがこの加算を算定する際には、予防ケアプランを委託した居宅介護支援事業所と随時、適切な情報連携を行うことが求められる。また、居宅介護支援事業所への委託費は、それぞれの地域包括支援センターが設定することになっているが、設定の際には、「加算を勘案」しなければならない。
要件や委託費などに関する詳細は、年度内に示される見通しだ。