ケアプラン作成を支援するAI(人工知能)の開発を進めるウェルモ(福岡市)は、AIの試用版(ベータ版)のテストユーザーとなる居宅介護支援事業所の運営法人を募集している。同社は年度内の製品化を目指しており、テストユーザーは、製品版の一部の機能を体験できる。
参加の条件は、インターネットが利用できるパソコンを1台以上準備できることで、12月中旬から来年2月中旬までの間で都合の良い日に、試作品を3時間程度利用できる。先着100法人で、参加費は無料。100法人に達した場合でも、同社のオンライン製品説明会に無料で参加できる。
問い合わせは、同社のサイト上か、電子メール(cp_assistant@welmo.co.jp)で。メールを送る際は、法人名、事業所名、担当者名、電話番号、電子メールアドレスを記載する。
同社のAIは、過去のケアプランなどのデータを大量に学習しており、利用者のアセスメント情報を読み込ませるだけで、AIは第2表の「生活全般の解決すべき課題(ニーズ)」の候補を提案。選択肢の文章を選ぶと、「長期目標」や「短期目標」といった項目順に文章の候補を示してくれるため、ユーザーは、必要に応じて編集を加えれば、第2表を完成させることができる。