東京都は11月29日、請求や人員基準違反などがあったとして株式会社エフレが運営する訪問介護・福祉用具貸与事業所の指定を取り消すと発表した。
都によると、同社運営の訪問介護事業所で勤務実態のないサービス提供責任者を登録し、身体介護サービスについても500回以上の水増し請求を行っていたという。このサービス提供責任者は、別法人が運営する未届の有料老人ホームに勤務しており、実地指導時に虚偽の報告および申請を行っていた。また、福祉用具貸与についても同様で、人員基準違反と実地指導時に虚偽の報告・申請をしていた。
同法人の返還予定額は約1憶5,400万円にも上り、都は12月29日付で事業所の指定を取り消す。
【事業所概要】
法人名:株式会社エフレ
代表者:代表取締役 佐藤忠
所在地:東京都世田谷区成城2-32-20
事業所名
・エフレ介護ステーション
訪問介護
介護予防訪問介護
・介護ショップサポーターズ
福祉用具貸与
特定福祉用具販売
介護予防福祉用具貸与
特定介護予防福祉用具販売
指定年月日:両事業所とも2008年9月1日
指定取消日:2010年12月29日