ケアマネの高齢化、介護従事者全体の倍のペースで進行

この10年間、ケアマネジャーの平均年齢は、介護従事者全体の平均年齢の倍ほどのペースで延びた―。そんなデータが、介護労働安定センターの調査で示された。

同センターでは昨年10月、全国1万8000の事業所を対象に調査を実施。9126事業所と、その事業所で働く介護従事者2万21585人から、有効回答を得た。

各職種の平均年齢を調べたところ、最も高かったのはケアマネの51.2歳だった。以下はヘルパー(50.1歳)、サービス提供責任者(48.9歳)、看護職員(47.9歳)となった。全職種の平均年齢は46.9歳だった。

2009年度の同じ調査では、ケアマネの平均年齢は46.6歳、全職種の平均年齢が44.6歳だった。10年間でケアマネの平均年齢は4.7歳延びたことになる。一方、全職種の平均年齢の伸びは2.3歳。近年のケアマネの高齢化は、介護職種の中でも際立っていると言ってよい。

■「ケアマネが不足」事業所の3割
従業員の過不足の状況について、「大いに不足」「不足」「やや不足」と回答した事業所は、前年度比1.3ポイント減の65.3%。ケアマネが不足していると答えた事業所は30.4%で、前年度の調査(30.9%)とほぼ同じ水準だった。不足していると感じる事業所の割合が最も高かったのはヘルパー(81.2%)だった。

不足している理由は、「採用が困難」が90.0%(前年度比1.5ポイント増)を占めた。その原因を複数回答で尋ねたところ、「同業他社との人材獲得競争が厳しい」(57.9%)が最も多く、以下は「他産業に比べて、労働条件等が良くない」(52.0%)、「景気が良いため、介護業界へ人材が集まらない」(40.9%)だった。

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