ケアマネにも役立つ「ヘルパーの感染防止対策」動画で紹介

厚生労働省は、ヘルパーが在宅の現場で新型コロナウイルスの感染を防ぐために心掛けるべき対策を動画でまとめて公開した。介護保険最新情報で各自治体などに周知している。

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動画は、「利用者宅にウイルスを持ち込まない」と「あなたと利用者がウイルスをやりとりしない」、「ウイルスを持ち出さない」の3部構成で、食事介助排泄介助といったそれぞれの介護における対策や記録のつけ方、エプロンの脱ぎ方などを動画で具体的に紹介している。ヘルパーはもちろん、ケアマネジャーにとっても利用者宅を訪問する際に参考となる内容といえる。いずれの動画もYouTubeの公式ページから視聴が可能だ。

老健の入所者がコロナに…原則入院へ
また、厚労省は介護老人保健施設老健)の入所者が新型コロナウイルスに感染した場合、原則として病院に移して治療する方針を示した。さらに感染者が入院するまでの間、老健で過ごす際の注意点も併せて示している。

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老健には医師は配置されているものの、新型コロナウイルスに伴う肺炎などを治療できる設備は備えられていない。ところが全国介護老人保健施設協会が4月21日に加藤勝信厚労大臣に提出した要望書によると、一部の老健では、感染した入所者を病院に入院させることができない事態となっているという。そのため全老健では、老健で感染者が出た場合、「優先的かつ速やかに病院へ入院できるよう、各都道府県へ厳しく」指導することを求めた。

今回の介護保険最新情報は、こうした状況を踏まえたもの。老健の入所者が新型コロナウイルスに感染した場合、「原則入院することとなる」と明示した上で、「地域の発生及び病床等の状況によっては、入院調整までの一時的な期間について、都道府県の指示により、介護老人保健施設等で入所継続を行う場合があり得る」とも指摘。施設内での一時的な継続入所の注意点として、主に次の点を挙げている。

・「感染している入所者」や「濃厚接触者」「その他の入所者」の食事場所や生活空間、トイレなどを分ける
・「感染している入所者」や「濃厚接触者」「その他の入所者」の介護などは、できる限り担当職員を分けて対応する
・「感染している入所者」については、適時の検温、呼吸状態及び症状の変化の確認、パルスオキシメーターなどを使った状態の確認、状況に応じた必要な検査の実施などを行い、ケア記録にも記載する

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