日産の関連会社であるオーテックジャパンは11月5日、バネットに電動式スライドステップを搭載した福祉車両「NV200バネットLVシリーズアンシャンテ」を発売した。
同社が手がける福祉車両はLV(ライフケアビークル)という位置づけで、スライドアップシートや回転シートなどを備える「アンシャンテ」、車いすのまま乗降ができるスロープやリフターを装備した「チェアキャブ」がある。
今回発売となるバネットはアンシャンテシリーズで、車への乗降がしやすいように、左側スライドドアの開閉と連動してステップが電動で出てくるもの。このステップにより足を高く上げなくとも乗車が可能となっている。また、ステップの耐荷重は110キロと頑強にできており、幅720ミリ、奥行き200ミリと十分な大きさも備える。
オプションでLEDのステップランプを付けることができるので、夜間や雪の日でも足元を明るく照らすことができる。
乗車定員は7人で、価格は税込213万1,500円。車いすのまま乗降できるスロープタイプは235万円から。