富山市内の居宅介護支援事業所で新型コロナウイルスに感染したケアマネジャーと濃厚接触者した同僚のケアマネ8人について、市は7日までに、PCR検査の結果、全員が陰性だったと発表した。ただ、再検査で陽性が確認されるケースもあるため、市では引き続き健康観察を続けるとしている。
市の2日の発表では、濃厚接触者は、ケアマネの訪問先の利用者8人とその家族7人、同僚のケアマネ8人の計23人としていたが、その後の調査の結果、利用者1人と運営法人の他の事業所の職員3人を追加。PCR検査では、このうち職員3人と利用者8人、家族6人の陰性も確認された。
残る家族1人は検査結果を待っている段階で、利用者1人については、これから検査を受ける予定としている。
運営法人は15日まで、居宅介護支援事業所を閉鎖しており、濃厚接触したケアマネ8人については、利用者宅やサービス事業者への訪問を控えてもらい、自宅で業務を継続してもらっているという。