知っておきたい「東京五輪64」の豆知識・競技編

「東京五輪」と聞けば、この夏に開かれるオリンピックより、1964年に開催された「第18回大会」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。今回は、64年の東京五輪に関する豆知識をお送りします!

■メダルラッシュにわいた64年
64年の東京五輪で日本選手が獲得したメダルは29個です。29個のメダルの内訳は金が16個、銀が5個、銅が8個。特に金メダルの獲得数は、2004年のアテネ大会と並んで、最多です。

■「東洋の魔女」を率いた“鬼”
大躍進した日本勢の中でも注目を集めたのが「東洋の魔女」の活躍です。「東洋の魔女」とは、回転レシーブを武器に公式戦258連勝という、とてつもない強さを誇った女子バレーボール日本代表のこと。このチームを監督として率いたのが“鬼の大松”と呼ばれた大松博文氏でした。大松氏は深夜まで続くスパルタ式のトレーニングで選手たちを鍛え上げ、東京五輪でも宿敵・ソ連を下して金メダルを射止めました。

体操ニッポンが真価を発揮した大会でもありました。男子団体では1960年のローマ大会に続き連覇を達成。さらに男子個人総合でも遠藤幸雄選手がこの種目で初の金メダルを獲得しました。女子も団体で銅メダルを獲得しています。

■お家芸・柔道に立ちふさがったオランダの怪物
そして忘れてならないのは、お家芸・柔道。当時は男子の競技しかなく、階級も軽量・中量・重量・無差別の4階級のみでした。このうち軽量・中量・重量の3階級では、日本人選手が他国の選手を圧倒し、金メダルを獲得しました。そして最後の無差別級。決勝の舞台に上ったのは神永昭夫選手とオランダのアントン・ヘーシンク選手でした。実は神永選手は直前に左膝靱帯断裂というケガを負っていました。それでも果敢に、粘り強く攻め続けた神永選手でしたが、最後はヘーシンク選手が神永選手の技を封じ、けさ固めで勝利しました。

記憶に残る活躍をした外国人アスリートはヘーシンク選手だけではありません。マラソンでは、エチオピアのアベベ・ビキラ選手が、ローマ大会に続いて圧倒的な強さで金メダルを獲得。ゴール後には、淡々と整理体操をし、日本中の度肝を抜きました。裸足のランナーとして有名なアベベ選手ですが、64年の東京大会では靴を履いて走っています。日本人では円谷幸吉選手が銅メダルを獲得しました。

陸上の100メートル走では、「褐色の弾丸」と呼ばれたアメリカのボブ・ヘイズ選手が金メダルを獲得。そして棒高跳びでは、9時間余りにわたる熱戦が繰り広げられました。この種目で金メダルを争ったのはアメリカのフレッド・ハンセン選手と、ドイツのボルフガング・ラインハルト選手。国立競技場の照明の下、息詰まる一騎打ちが続きましたが、最後にはハンセン選手が5メートル10センチをクリアし、勝利しました。

■体操を彩った「五輪の名花」
華麗な演技で「五輪の名花」とたたえられたのが、体操の女王・チェコスロバキアのベラ・チャスラフスカ選手です。個人総合と平均台、跳馬で金メダルを獲得したほか、団体でも銀メダルを手にしました。その後、チャスラフスカ選手は母国の政治的な混乱で十分な練習もできない状況に陥りました。それでも68年のメキシコシティー五輪では、跳馬、段違い平行棒、ゆか、個人総合で金メダル、平均台と団体種目で銀メダルを獲得しました。

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