介護分野の人材サービスや介護保険サービス等を手がけるパソナソーシング社が、10月1日より、首都圏での訪問介護事業を開始した。
同社はこれまで、和歌山県と茨城県で、訪問介護と通所介護を運営しており、そのノウハウを活かして、2012年3月までに東京、千葉、埼玉、神奈川の1都3県で10箇所の拠点設置を目指すという。
第1号は、千代田区大手町に開設した訪問介護施設「ケアサービスセンター呉服橋」で、都心に在住し、在宅で介護を希望される人を対象に、住み慣れた自宅で安心した生活を送れるように訪問介護サービスを提供していく。営業時間は午前6時〜午後22時(早朝夜間は割増料金設定)。
サービスにあたるのは、同社の登録派遣社員のネットワークも活用して募集した登録ヘルパーたち。都心の立地を活かし研修を充実させ、質の高いヘルパーを育成するほか、派遣社員対象の『介護セミナー』等で「家族の介護や仕事との両立に役立つ情報」も発信していく計画だ。利用者についても、2011年10月までに月100人獲得を目標にしている。
また、今後、開設する拠点では、訪問介護に加えて、通所介護用の施設を併設することも検討中だという。
■問合せ先:
ケアサービスセンター呉服橋
tel 03−6832−3001