残薬管理でケアマネ協会と薬剤師会が連携―山口でプロジェクト始動

17~23日の「薬と健康の週間」に合わせ、山口県薬剤師会は、同県介護支援専門員協会との連携による「お薬スカッと解消プロジェクト」を実施している。患者の生活の状況を把握しているケアマネジャーとの連携を強化し、残薬管理や服薬指導などにつなげることが狙いだ。

紙袋などに入れた残薬を患者が薬局へ持参し、薬の廃棄や処方日数の調整などにつなげる「ブラウンバッグ運動」と呼ばれる取り組みの一環。通常、薬剤師から患者へ働きかけるが、自宅で薬の問題が起こっている場合、薬局側からは状況が見えにくいケースもある。患者との距離が近いケアマネと連携を図ることで、残薬の解消や薬物治療の向上を目指す。

介護支援専門員協会では今回、県内14区域の地域協議会に専用のビニール袋3000枚を事前配布し、会員のケアマネから利用者に手渡してもらった。ケアマネは利用者や家族の同意の下、ビニール袋に入れた残薬を薬局に持参し、何か気になることがあれば、専用の用紙を通して薬剤師に相談。一方の薬剤師側も、利用者の服薬情報などをケアマネと共有し、相互に連携を深める。

同協会では「特に、普段薬剤師との関わりが少ないケアマネに利用してもらい、連携を深めるきっかけにしてほしい」としている。

県薬剤師会では来月末まで、参加したケアマネと薬剤師にアンケート調査も行い、今後のさらなる連携に生かしたいとしている。

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