人口1人当たりの年間医療費、65歳以上は72万4,400円―2014年度国民医療費

厚生労働省の発表によると、2014年度の国民医療費は40兆8,071億円で、前年度に比べて7,461億円、1.9%の増加となった。人口1人当たりでは32万1,100円で、前年度より6,400円多く、2.0%増加した。
診療種類別では、医科診療費が29兆2,506億円で全体の71.7%を占め、そのうち入院医療費は15兆2,641億円、入院外医療費は13兆9,865億円だった。訪問看護医療費は1,256億円(0.3%)、療養費などは5,543億円(1.4%)だった。

年齢階級別にみると、65歳以上の医療費は23 兆9,066 億円で、全体の58.6%を占めた。人口1人当たり国民医療費では、65歳未満17万9,600円に対し、65歳以上は72万4,400円で、2013年の72万4.500円とほぼ同じだった。また、性別では、65歳以上の男性は77万4,300円、65歳以上の女性は68万6,700円で、男性の方が9万円近く高い。病気やケガでは、65歳未満では新生物が1兆4,992億円で最も多かったのに対し、65歳以上では循環器系の疾患が4兆5,829億円で最も多かった。

医療費を都道府県別に見ると、東京都が3兆9,679億円と最も高く、次いで大阪府が3兆744億円、神奈川県が2兆5,989億円。最も低かったのは鳥取県の1,945億円、次いで島根県の2,548億円、福井県の2,568億円だった。人口1人当たりの国民医療費では、高知県が42万1,700円で最も高く、長崎県の39万6,600円、鹿児島県の39万600円が続く。最も低いのは埼玉県の27万8,100円で、次いで千葉県の27万9,700円、神奈川県の28万5,700円だった。

◎厚生労働省 統計情報
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/14/index.html

介護食の基礎知識

介護のキホン

介護シーン別に基礎を知る

みんなが注目する基礎知識

要介護度とは?

要介護度とは?

介護度は7段階に分かれていて、要支援1・2、要介...

介護度別ケアプラン事例

介護度別ケアプラン事例

<要支援1>支給限度額49,700円、自己負担額...

デイサービス(通所介護)の選び方

デイサービス(通所介護)の選び方

デイサービスは曜日によって利用者が異なり、雰囲気...

家族で話し合おう

家族で話し合おう

家族で話し合おう...

介護用語を調べる

頭文字から探す

 
 
     
 
         
A B C D E F G H I J K
L M N O P Q R S T U V
W X Y Z              

キーワードから探す

このページのトップへ