生活保護を受けている世帯は、2015年12月時点で163万4,185世帯だったことが、3月2日、厚生労働省の調べにより明らかになった。
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受給世帯の増加は2ヵ月ぶり。11月はわずかに減少したものの、12月は再び増加に転じて1,965世帯の増。過去最多を更新した。受給者の数も1,210人増えて、216万5,585人と過去最多だった。
世帯別にみると、「高齢者世帯」が80万5,723世帯で、ほぼ半数を占める。それ以外では、「傷病者・障害者世帯」が44万4,021世帯、「母子世帯」が10万4,922世帯、「その他の世帯」が27万1,037世帯だった。
「介護扶助」を受けている世帯は、前月より2,247世帯増えて33万5,179世帯。「医療扶助」を受けている世帯は、5,813世帯増えて178万2,569世帯だった。
◎厚生労働省 プレスリリース
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hihogosya/m2015/dl/12-01.pdf