全国初の介護タクシー組織「一般社団法人 日本福祉医療輸送機構」(JWMTO=ジェウント)が発足した。
15の幹事団体と約2,200事業者からなり、介護タクシー団体以外にも、スポンサーとして西菱電機やソフトバンクなどが参加する。理事長は、一般社団法人 東京福祉限定輸送協会会長の関澤俊夫氏。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック、高齢者の増加を見据え、利用者の利便性や安全性の向上、介護タクシーの知名度向上、介護タクシー雇用の確保などを目指す。
また、国土交通省が目標として掲げている、2020年度までに介護・福祉タクシー28,000台の確保(2014年3月末は14,415台)にも尽力していくという。有事の際には、民間救急として介護タクシーを出動させることも想定しているようだ。
11月23日には、都内で設立総会を開催する。