ホンダは10月14日、歩行訓練機器「Honda 歩行アシスト」が、生活支援ロボットの国際安全規格「ISO13482」の認証を取得したと発表した。来月には、法人向けにリース販売を開始する予定だ。
ホンダは、ヒューマノイドロボット「ASIMO」で培った歩行理論をもとに、1999年より歩行アシストの研究を続けてきた。2013年には全国約50ヵ所の病院や施設で先行使用を開始し、訓練機能や計測機能の強化、扱いやすさ・装着性の向上などに取り組んできた。
ISO13482の認証取得で安全性が証明されたことにより、同社は、今後の普及により一層の力を注いでいく考えだという。
「ISO13482」は、生活支援ロボットの安全性について、2014年に国際標準化機構(ISO)から発行された国際規格。これまでにロボット介護機器「リショーネ 」(パナソニック)や移動支援機器「ロボットアシストウォーカーRT.1」(RT.ワークス)などが取得している。
◎本田技研工業 ニュースリリース
http://www.honda.co.jp/news/2015/p151014.html?from=copy