40歳以上の男女1,200人の約7割が認知症にならないかを心配し、約6割が認知症予防に意欲的――日清オイリオグループの中鎖脂肪酸認知症リスク対策プロジェクトが行った「認知症予防に関する意識調査」で、認知症への関心が高まっていることがわかった。
調査では、認知症に対してどのくらいの関心を持っているのかを訊ねたところ、約8割が「最近、認知症(予防)という言葉をよく見聞きする」と回答。「認知症や認知症予防という言葉が気になるようになった」と答えた人は約7割だった。
また、認知症予防にすでに取り組んでいる、もしくはこれから積極的に取り組みたいと考えている人に、認知症予防を何歳から始めたいかを訊ねたところ、60代(回答者の平均年齢は63.9歳)では、平均で64歳から認知症予防を始めたいと答えた。
一方、40代(回答者の平均年齢は44.3歳)においては平均48.2歳で、40代のうちから認知症予防に取り組みたいと考えていることがわかった。
高齢化の進展に伴い、2025年に認知症患者数が700万人になると言われているなか、認知症および予防に対する意識の高さが伺える結果となった。
http://www.nisshin-oillio.com/company/news/archive/2015/20150915_182435.shtml