東京都は8月28日、認知症疾患医療センターとして、新たに29医療機関を指定したことを発表した。
新たに指定した医療機関は、「地域連携型」の認知症疾患医療センターとして、認知症の専門知識を有する相談員(精神保健福祉士等)による医療相談を実施したり、認知症の鑑別診断を行い、医療・介護・生活支援等の必要な支援に結びつけたりするなどの役割を担う。
認知症疾患医療センターは、2012年度に「地域拠点型」として12医療機関が指定を受け、二次保健医療圏の認知症医療の拠点として機能しているが、今回指定した「地域連携型」の29医療機関は、区市町村における認知症医療・介護連携を推進するのがその役割だ。
これにより、認知症疾患医療センターは「地域拠点型」と「地域連携型」をあわせて41医療機関となる。
■区部 指定医療機関名
・三井記念病院(千代田区)
・聖路加国際病院(中央区)
・東京都済生会中央病院(港区)
・公益財団法人ライフ・エクステンション研究所付属永寿総合病院(台東区)
・中村病院(墨田区)
・荏原中延クリニック(品川区)
・国家公務員共済組合連合会三宿病院(目黒区)
・あしかりクリニック(中野区)
・豊島長崎クリニック(豊島区)
・オレンジほっとクリニック(北区)
・あべクリニック(荒川区)
・慈雲堂病院(練馬区)
・いずみホームケアクリニック(葛飾区)
・東京さくら病院(江戸川区)
■多摩地域 指定医療機関名
・武蔵野赤十字病院(武蔵野市)
・たかつきクリニック(昭島市)
・青木病院(調布市)
・鶴川サナトリウム病院(町田市)
・多摩あおば病院(東村山市)
・国分寺病院(国分寺市)
・新田クリニック(国立市)
・福生クリニック(福生市)
・東京慈恵会医科大学附属第三病院(狛江市)
・東大和病院(東大和市)
・武蔵村山病院(武蔵村山市)
・桜ヶ丘記念病院(多摩市)
・稲城台病院(稲城市)
・菜の花クリニック(瑞穂町)