レビー小体型認知症の新薬の治験で参加者募集―大日本住友製薬
大日本住友製薬が、レビー小体型認知症の新しい薬の治験に参加できる人を募集している。
治験に参加できるのは、以下の条件を満たす人。
・20歳以上90歳未満
・パーキンソン症状を伴うレビー小体型認知症と疑われる症状がある
・同居・別居を問わず治験期間、被験者の通院に付き添える介護者がいる
・本人および家族の参加同意が得られる
・案内する医療機関に定期的に通院できる
治験は予定を含め、弘前市、所沢市、横浜市、藤沢市、燕市、新潟市、松本市、静岡市葵区、京都市、大阪市、豊中市、茨木市、明石市、三次市、松山市、宮崎市で実施される。
治験期間は約1年で、16回程度の通院が必要。初診料や診察費などは自己負担となるが、治験薬や治験に関係する検査費用は製薬会社が負担する。
レビー小体型は、アルツハイマー型に次いで多い認知症。
アルツハイマー型は、記憶障害や判断力・理解力の低下といった症状がわかりやすい形で現れるが、レビー小体型は記憶障害があまり目立たないため、診断・治療が遅れやすいといわれる。
治験参加者の募集は2015年7月13日～2016年8月31日。
治験に関する詳しい内容は、専用ページを参照。電話での問い合わせも受け付けている。
◎大日本住友製薬
http://www.ds-pharma.co.jp/
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