2025年には高齢者の5人に1人が認知症と推計―厚生労働省
厚生労働省は、1月7日、認知症の人の支援を拡充するための国家戦略案を示した。
同省がまとめた最新の推計によると、10年後の2025年には、認知症の人の数は700万人に達するという。これは、65歳以上の5人に1人に当たる計算になる。
国家戦略案では、基本的考えとして「認知症の人の意思が尊重され、住み慣れた環境で自分らしく暮らし続ける」ことを明記。そのために、本人や家族の視点の重視、若年性認知症施策の強化などの7つの柱を掲げている。
政府は近く国家戦略案を正式決定する予定だ。