公益社団法人 日本介護福祉士会は、7月24日、厚生労働大臣に対して、「国民の介護を守るための署名」を提出した。
同会は、さる5月24日、介護の質を守るための全国集会を実施し、全国の介護福祉士をはじめとする400名超の参加者全員で「宣言文」を読み上げ、「今後も国民が安心して暮らすことができるように介護サービスの質を向上させ、日本の介護を守っていくこと」を誓った。また、大会に先立って集められた署名は、全国、76,890筆に及んだ。今回、その署名を宣言文とともに提出した。
【宣言文の主な内容】
・私たち介護福祉士は、多様な介護ニーズや障害者支援ニーズに応えられるように自己研鑽を重ね、質の高い介護サービスを提供することを誓う。
・国に対しては、介護を担う質の高い人材を養成・確保し、介護サービスの水準の向上を図ることを強く要望する。
・介護福祉士の取得方法の一元化を図り、技能実習制度を安易に介護分野に拡大しないことを要望する。
・私たち介護福祉士は、今後も、国民が安心して暮らすことができるように、介護サービスの質を向上させ、日本の介護を守っていくことを誓う。