厚生労働省は7月17日、「市町村介護予防強化推進事業報告書~資源開発・地域づくり実例集~」を公開した。
「市町村介護予防強化推進事業」は、平成24年度から2年間のモデル事業として13市区町村で実施たもので、家事や外出などの日常生活がしづらくなっている高齢者を対象に、通所と訪問を組み合わせて3か月程度実施し、日常生活の改善を図った後、運動や食事を楽しむことのできる通いの場に移行して、状態の維持を図り、また、活動的な高齢者に地域づくりの担い手になってもらうなど、社会参加を通じた介護予防をめざすもの。
平成26年度からは、「地域づくりによる介護予防推進支援事業」として、都道府県と連携し、市町村が地域づくりを通じて効果的・効率的な介護予防の取組を推進できるよう技術的支援を行う事業として実施している。
今回公表された実例集には、以下の13市区町村の事業への取り組みを紹介している。
・東京都 世田谷区
・岡山県 岡山市
・東京都 荒川区
・福岡県 大牟田市
・奈良県 生駒市
・茨城県 神栖市
・埼玉県 和光市
・香川県 坂出市
・三重県 いなべ市
・大分県 竹田市
・沖縄県 北中城村
・長崎県 佐々町
・北海道 下川町
■市町村介護予防強化推進事業実施要綱
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobou/dl/jitsurei5.pdf
◎ダウンロードはこちらのページより
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobou/jitsurei.html