<死後の意志>「散骨」の認知度は8割――意識調査

WEBサイトで定額葬儀ブランド「シンプルなお葬式」を全国展開する株式会社みんれびは、全国6地域の男女500人(6地域等分割)を対象に散骨に関する意識調査を実施し、7月9日、その調査結果を発表した。

■散骨の認知度は8割
「散骨をご存知ですか?また興味がありますか?」という質問に対して、「知っていて、興味がある」43.0%、「知らなかったが、興味がわいた」11.4%と、調査平均で54.4%が散骨に興味を示していることが明らかになった。
また、「知っていて、興味がある」43.0%、「知っているが、興味はない」34.0%で、散骨について知っている人の割合が77.0%と、散骨についての認知度が約8割で、約5割が散骨に興味を示しているという結果になった。

■散骨一番人気は「海」。空や宇宙との意見も
「あなたのお骨を散骨するとしたら、どこに撒いて欲しいですか?」という質問に対しては一番多い場所が「海」39.6%、その次に「森」14.0%が続き、「空」7.4%や「宇宙」5.6%も若干数だが見られた。
一番人気は「海」での散骨ということが明らかになったが、「空」や「宇宙」を希望している割合も5%以上と、海以外でのまだ一般的でない散骨方法も認知度が高まっていることが読み取れ、まだお墓という供養方法が一般化している中、自分の好きな場所で自分らしい供養をしてほしいという供養方法の意識の変化があることがわかった。また、「自分のお骨は散骨してほしくない」の割合が一番低いのが「関東地方」で23.8%と、首都圏を中心に散骨に対しての抵抗感がなくなってきていることがわかる。

■お墓の必要性とは
「お墓についてあなたが一番悩んでいる問題は?」という質問に対しては、全体で62.8%がなんらかの悩みを持っているとわかった。一番多い悩みは「お墓を維持するために、ご家族や親戚に負担がかかる(金銭面以外で)」が25.6%と、「お墓の維持にかかる費用」が20.0%という結果になった。死後、家族や親戚に負担がかからないようにしたいという気持ちも近年の散骨ブームの要因になっているのではないかとうかがえる結果となった。

お墓での供養が一般的だという意識がまだ根強く残っているとはいえ、全国的に散骨の認知度や興味は高まっていることが明らかになった。
今の時代に散骨の需要が高まっている理由として、まずはお墓の維持にかかる費用の負担があげられる。お墓の購入費や、霊園、墓地の、使用料だけでなく、宗教者を呼んでの供養料も定期的にかかってくる。また、お墓や墓石の購入は証明書などの発行の手続きがあり、お墓を改葬する場合は役所への申請が必要になる。手続きに手間がかかるという費用以外の家族への負担がかかってくることも要因の一つだと考えられる。
関東圏を中心に、宗教意識の希薄化の傾向がみられ、家族や親戚などに迷惑をかけずに自分らしいスタイルで最期を迎えたいと思う人が増えていく傾向にある。
今後、散骨のニーズが高まっていくのはもちろんのこと、いままでは想像もできなかった新しい散骨方法が当たり前のように行われる未来も近いのかもしれない。

◎シンプルな海洋散骨「Umie(海へ)」サービスページ
http://kaiyou.minrevi.jp/

◎株式会社みんれび
http://www.minrevi.co.jp/

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